会社選びも重要ですが、実は、職種選びはもっと重要です。
職種によっては、いくら頑張っても給与が上がらない場合があります。
例えば、保育士の給与は全職種の中でも低く、男性保育士の場合、給与の問題で転職する人が後を絶ちません。結婚して子供を育てることを意識するあたりで皆転職してしまいます。
また、事務の仕事も昇給しづらい傾向にあります。
かなり明確なのですが、元々女性がしていた職種は、給与が低い傾向にあります。
男尊女卑だった時代の名残がいまだに拭えないばかりか、女性の平均給与はいまだに低いままなのです。
ということは、昔から男性が主体となっていた仕事は給与が上がりやすく、出世もしやすいということになります。この事実は令和になった今でも変わりません。
間違った仕事選びは、男性が女性的な仕事を選ぶところにあります。
男性的な仕事というのは、気力や体力などがいる仕事です。
肉体労働系は、わかりやすく稼ぎやすい部類です。
また、営業なども昔から男性が主に従事していたため、結果を出せば昇給もし易いという側面があります。
男性が女性的になってきており、逆に女性が男性的になってきている現代においては、女性も営業しますし、トラックの運転手だって、現場仕事だっています。
男女平等ということで、そうした流れはありますが、それでもやはり男性と女性の給与格差はあります。
誰もが、隣の席の人の給与は知らないのです。
日本では、管理職や経営者の男女比が全く変わらずにきています。いつまだ立ってもこの比率は変わらないのかもしれません。女性管理職や女性社長はもちろんいますが、全国の管理職と経営者で比較すれば、一目瞭然。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230731/k10014148061000.html
https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1197046_1527.html
どちらも20%いないのです。
実は、ここにもチャンスがあります。どちらも男性の方がなりやすく、そして管理職と経営者はどちらも給与水準が高まります。
案外この2つはなりやすいのです。経営者などは、来月退職をして再来月から起業すれば、すぐなれます。
管理職は、社内規定を満たしつつ成果を上げて行くことによってなれます。零細企業の場合、社長がすべての決済を持っているのだとすれば、社長に寄り添うだけですぐ管理職です。
医者や弁護士の年収は高いと言っても、初めは研修医やら、見習いなので思ったような給与ではありません。そして、こうした人達も結局は自分で開業してからでなければ、高い年収を得ることが出来ないのです。
雇われているうちは、雇用主から給与を決められますが、独立してしまえば、自分で自分の給与は決められます。
仕事を探すよりも、儲かるビジネスを探し出して自分で起業したほうが実際は稼げます。
また、人から使われる職種よりも人を使う職種のほうが、自由な時間は増えます。
人に仕事をしてもらうことができれば、自分はもっと自由に時間を使うことができるのです。
経営者は、そうした仕組みを考える時間を大事にしています。
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