今回も減らすことを考えていきます。まだまだ、増やすまでの道のりは長いです。
皆さんはあまりご存知ないかと思いますが、いま日本の税率は先進諸国の中でもトップクラスに高いです。
消費税10%、所得税、社会保険料、このあたりが20年前と比較にならないぐらい上がっています。
ちなみに、年収1,000万円の人の手取りは約700万円です。
一人分の収入が所得税と社会保険料で控除されています。
このヤバさ知ってました?
収入が低い人は累進課税のため、税率はそこまで高くはありません。
しかし、消費税10%は所得に関係なく一律でかかるのです。
だから、必要なもの以外、買ってはいけないのです。ちょっとしたものでも、10%税金がかかっています。
ペットボトルやスナック菓子、アイス、カップラーメン。とにかく全てに10%の税金がかかっているのです。
税金を減らすというタイトルなので、脱税のようなニュアンスを受けてしまいますが、そうではありません。
ちゃんとした節税対策は用意されているのです。
一つは、ふるさと納税です。所得に応じて、使える金額が変わりますが、使わない手はありません。
必要なものを買ってもよし。美味しいものを買ってもよし。金額内なら何でもOK。
やっていない人は、すぐにやるべきです。難しくもありません。
2つ目は、副業をすることです。
実は、副業で儲けることが目的ではありません。
ある程度の儲けも必要ですが、それ以上に、経費扱いに出来るところが大きいのです。
例えば家賃。
仕事の内容や広さにもよりますが、1/3は確実に経費にできます。
売上と経費には税金がかからないということです。
税金は、所得に対して課税されるルールなので、所得の前のものにはかからないのです。
売上が毎月20万円あり、経費が30万かかっている場合。10万円の赤字になります。
給与収入とあわせて計算となるため、本来の給与収入よりも所得が減ります。
給与は源泉徴収という形で、給与振込時点で税金が控除されて振り込まれているため、年末にその調整を行うのです。これを年末調整と言います。
ただし、経費にしたい場合は、確定申告をしなければなりません。
このあたりは、また別の機会に詳しく書きますが、副業することで税金を減らすことも出来るのです。
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